1千年以上の歴史誇る生地・壮錦を「ラブブ」に着せてみたら?
日本語 | 2026-01-19 14:30:53
杨雨婷来源:人民網日本語版
広西壮(チワン)族自治区博物館文化クリエイティブグッズショップ内のDIYワークショップには、さまざまサイズの素敵な民族衣装を着た中国のアートトイ「LABUBU(ラブブ)」やちいかわのぬいぐるみが並んでいる。このワークショップのDIY担当の頼世沢さんは、「ここでは、その場で『着せ替え用の服』をオーダメイドできるサービスを提供している。1年間で、オンラインとオフライン合わせて約8000着を販売した」とした。中国新聞社が伝えた。

広西壮族自治区博物館文化クリエイティブグッズショップ内のDIYワークショップに並んでいる各種民族衣装を着たぬいぐるみ(撮影・王以照)。
ラブブを代表格とするアートトイやぬいぐるみが近年人気を集めており、その派生商品である「着せ替え用の服」の人気も高まっている。なかでも、中国伝統文化の要素を融合させた民族風の「着せ替え用の服」がぬいぐるみファンの心を鷲掴みにしている。広西壮族自治区伝統の「壮錦」などの生地を使うことで、伝統工芸が「着せ替え用の服」として新たな輝きを放っている。
頼さんによると、チームは以前、苗(ミャオ)族の銀細工や壮錦シリーズのマグネット、ぬいぐるみといった文化クリエイティブグッズを主にデザインし、2025年2月には、ぬいぐるみ用の壮族の女性の髪飾りを打ち出した。「ワークショップの一部の若者もぬいぐるみが大好きで、苗族の伝統的な髪飾りをモチーフにしたぬいぐるみ用の帽子をデザインし、店内に並べたところ、お客さんにも気に入ってもらえた。その流れに乗って、関連の商品もたくさん打ち出した。その一つが、ミニサイズの『カピバラ』のぬいぐるみ用にデザインした壮族の衣装で、販売と同時に一気に人気を集めた」という。
その後、ソーシャルメディアで話題を集めるようになると、同ワークショップには、中国各地から、ぬいぐるみファンが、ぬいぐるみを持ってやって来るようになった。頼さんは、「お客さんは、『着せ替え用の服』の民族の特色だけでなく、オーダメイドの過程に参加できることに特別感を感じている。壮族や苗族の伝統的な柄が入った飾り紐や男性用・女性用の服など、デザインに自ら関わることができ、『着せ替え用の服』が、美しく飾るアイテムになるだけでなく、記念にもなる」と話す。オーダメイドの服の価格は通常58-98元。現在、「着せ替え用の服」の売り上げがワークショップの売り上げに占める割合は6割に達しているという。
広西民族文化保護・伝承研究センターの陸暁芹執行主任は、「無形文化遺産自体に文化的遺伝子が備わっている。例えば、壮錦の幾何学模様には、民族の記憶や文化的アイデンティティが詰まっていて、アートトイにオリジナル感を注入してくれる。アートトイという若者が好むアイテムと組み合わせることで、若者と伝統文化の距離が縮まるだけでなく、触れることができ、シェアできるなど、現代的な表現を与えている」と分析している。(編集KN)
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