知的好奇心溢れる旅行者が増え、人気高まる「知識型体験」
日本語 | 2026-04-20 17:35:10
杨雨婷来源:人民網日本語版
重慶市渝中区の解放碑商業圏にあるコーヒー教室では、中国各地から来た受講者が一生懸命ラテアートの練習をしていた。責任者の鄭欣楽さんは、「教室では以前は、バリスタだけを対象にしていたものの、多くの旅行者や愛好者のニーズを満たすべく、2025年に2‐3時間の初心者向けコースを新設し、修了後に『愛好者証書』を発行している。わずか1年で、1000人以上に証書を授与してきた」とした。新華社が伝えた。
このように旅行中に学べるスキルは「コーヒー・アート」だけではない。今では、観光スポットを巡り、写真を撮影し、お土産を買うという、旅行のお馴染みのパターンが変化しつつあり、趣味を中心として、自分で何かを作ったり、知識を増やしたりする「知識型体験」の人気が急速に高まっている。
重慶市栄昌区のある陶芸ワークショップで陶芸を体験する観光客(撮影・呉燕霞)。
重慶市栄昌区のある陶芸ワークショップを訪問すると、四川省から来た楊翰林ちゃん(9)が母親とお姉ちゃんと一緒に、伝統陶芸品・栄昌陶の制作にチャレンジしていた。そして急須はうまく作れなかったものの、意欲溢れる様子だった。
重慶市文物(文化財)考古研究院の枇杷山宝庫も見学の垣根を取り払い、観光客が発掘や文化財の修復などを体験できるよう取り組んでいる。そして、多くの他の地域から、家族連れ旅行者が予約してやって来るようになり、子供たちが考古学の発掘の過程を直観的に体験している。
重慶市文物考古研究院の枇杷山宝庫で、発掘作業を体験する女性(写真提供・取材対象者)。
重慶大学公共経済学科の主任を務める龍少波教授は、「消費者の好みや傾向が大きく変化し、物質の消費から体験の消費へと移り変わっている。従来の文化観光産業の高度に標準化された製品ではすでにニーズを満たすことが難しくなっている。一方、『知識型体験』の場合、供給側は、ユーザーがコンテンツデザインに参加できるようにしなければならない。それは、深みのある生活や豊かな心を追求する今の人々のニーズにちょうどマッチしている」と分析している。(編集KN)
责任编辑:杨雨婷
