南アのリンゴが深センのスーパーに 国交あるアフリカ諸国への関税ゼロ実施後初の輸入
日本語 | 2026-05-09 09:36:04
杨雨婷来源:人民網日本語版

5月6日の朝早くから、広東省深セン市宝安区にある天虹スーパーの宝安天虹ショッピングセンター店は賑わいを見せていた。店内に入ると、明るく清潔な果物エリアがことのほか目を引き、真新しい南アフリカからの輸入果物コーナーには真っ赤なリンゴの入ったパックが整然と並べられていた。鮮やかな色と艶、辺りに漂うおいしそうな香りに誘われて、たくさんの来店客が試食していた。
この南アフリカ産リンゴは、中国が国交あるアフリカ諸国に対して関税ゼロ措置を全面的に実施してから初となる輸入品で、5月6日にスーパーに並び、中国の消費者向けに販売された。

果物を輸入する深セン市源興果品股份有限公司国際事業部の林菲菲・商務ディレクターは、「第1弾の南アフリカ産リンゴ24トンは、5月1日0時に深セン湾通関地で通関手続きを終え、中国が国交あるアフリカ53ヶ国に関税ゼロを実施してから初めての輸入品となった。リンゴの買い付けは南アフリカで直接行っている。南半球は現在、リンゴの収穫の時期に当たる」と説明した。
林マネージャーの計算によると、これまで南アフリカ産リンゴを輸入すると10%の関税がかかっていたが、関税がゼロになった今ではコンテナ1個あたり約2万元(1元は約23.1円)のコストダウンになる。コストは全体では17%前後下がり、下がった分は最終的に消費者に還元される。同社はすでに輸入回数をさらに増やす計画を立てており、2~3週間後には週1のペースで継続的に入荷するようになるという。
天虹数科商業股份有限公司天虹スーパー事業部生鮮部の張天宇・商品開発マネージャーは、「関税ゼロがもたらしたコスト低下は、最終価格に直接反映され、着実に消費者へ利益が還元される。今年の労働節(メーデー、5月1日)に伴う5連休(5月1~5日)の売上データを見ると、輸入果物に対する消費者の需要は大きいことがわかった。天虹は今後、関税ゼロの南アフリカ産農産物の調達品目を拡大し、柑橘類やアボカドなども取り扱う計画だ」と説明した。(編集KS)
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