上海長興島、7日半ごとに1隻のハイテク船舶が進水

日本語 |  2026-05-26 14:50:45

杨雨婷来源:人民網日本語版

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 上海市崇明区の長興島では、昨年およそ7日半ごとに1隻のハイテク船舶が進水した。人民日報が伝えた。

 島内では、中国船舶集団傘下の江南造船集団(以下、「江南造船」)や滬東中華造船集団有限公司(以下、「滬東中華」)などの造船企業の受注が2030年前後まで埋まっている。

 「造れば造るほど良くなり、造れば造るほど速くなる」の背景には、イノベーションという動力源がある。

 江南造船の生産運営第二部の瞿歓俊副部長は、「造船は積み木細工のようなものだ。ブロックが大きくなればなるほど、『組み立て』は速くなる」と説明しながら、造船所で17万5000立方メートル級LNG(液化天然ガス)運搬船を建造する様子を案内してくれた。

 船台では、10数階建てに相当する巨大ブロックが、船体を厚く輪切りにしたような形で並び、2基の大型ガントリークレーンが協調して吊り上げ、精密に接合していく。港湾エリアでは、1万トン級貨物タンクのリング構造体が「軌道車両」に載せられて浮きドックへゆっくり移送され、安定して進水・係留された後、防護システムの設置作業が始められていた。

 瞿氏は、「ここ2年ほどで接合や移送の精度が大幅に向上し、各工程を並行して進められるようになった。その結果、最終組み立て効率が大きく向上した」とする。

 現在、島内でのLNG運搬船1隻当たりの建造に要する総日数は、従来の30ヶ月超から16~18ヶ月へ短縮され、国際的な先進水準に達している。

 工法イノベーションは、負担軽減と効率向上を継続的にもたらしている。

 機械音が響く中、マイナス163度のLNGを貯蔵するタンク内部に入ると、ボルト締め付けロボットや絶縁パネル設置ロボットが、5万立方メートルの巨大十面体の内壁に沿って伸縮アームを動かし、自動施工を行っていた。これらのロボットは上海交通大学と江南造船が共同開発したもので、作業員の代わりに高所や縁辺部での危険な作業を行い、効率を倍増させている。

 数百メートル離れた工場では、腕一本ほどの幅しかない鋼構造の内部で、上級溶接工の李涛涛さんが横向きに寝そべりながら、「溶接トーチを左右に軽く揺らし、角度は低めに保つこと」と説明しながら、多層マルチパス溶接の方法を実演していた。

 上海交通大学長興海洋実験室・船体品質スマート制御研究センターの羅檉補助研究員は、「私の仕事は、李さんの熟練した技術をコード化して新型7軸自動溶接ロボットに教え込み、狭い鋼構造内部でも迅速に作業できるようにすることだ」と話しながら、火花が散る作業現場にしゃがみ込み、質問しながら撮影・記録していた。彼女のスマートフォンには、さまざまな鋼構造の写真が保存されている。

 こうした研究チームは、上海交通大学長興海洋実験室だけでも22チームあり、島内の船舶・海洋工学企業と密接に連携している。さらに、漢江実験室上海研究センター、中国船舶集団第704研究所、上海船舶研究設計院など、20近い海洋研究機関が長興島に集まり、コア技術の研究開発に取り組んでいる。

 重要技術の協調的イノベーションは、産業チェーンとサプライチェーンの強靱性をさらに高めている。

 4月初旬、江南造船の埠頭では、中国初の大型LNG船向け極低温再液化装置がゆっくりと吊り下ろされ、搭載作業を完了した。その様子を見守っていた中国船舶集団第711研究所傘下の上海斉耀科技集団の開発エンジニアである張厳氏は思わず目を潤ませていた。

 再液化装置は「スーパー冷蔵庫」のような設備で、蒸発した天然ガスを絶えず再液化する役割を担う。張氏は、「数十キログラムの磁気浮上ローターが毎分数万回転しても、振動幅は髪の毛の半分以下しかない」と話し、「前例がなく、1000回近い失敗を繰り返しながら、経験と教訓を積み上げるしかなかった」と振り返る。

 技術的ブレイクスルーが相次ぐ中、長興島の江南造船と滬東中華の国産設備採用率は、十数年前の30%未満から現在では約80%へ上昇した。2020年以降、長興島の船舶・海洋工学装備産業の生産額は急速に拡大し、2025年には全島の生産額が900億元(1元は約23.4円)を突破した。

 上海市長興島開発建設管理委員会の関係責任者は、「昨年6月、上海市は長興島を世界級の現代造船拠点として建設する実施案を発表し、2027年までに産業規模1200億元超を目指すなど、具体的な設計図を打ち出した。上海は長興島を世界級の現代造船拠点として全面的に発展させ、戦略的な海洋開発を行い、海洋強国への道を着実に歩んでいく」としている。(編集KN)

责任编辑:杨雨婷