W杯開幕間近!世界的スポーツイベントの経済効果は?

日本語 |  2026-06-12 09:50:22

杨雨婷来源:人民網日本語版

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 2026年FIFAワールドカップ(米国、カナダ、メキシコの共同開催)の開幕が目前に迫ってきた。世界中が注目するこのビッグスポーツイベントは、世界のサッカーファンの情熱をかき立てるだけでなく、多くの国で消費を喚起し、地域経済を活性化させる重要なチャンスでもある。

 公表されたデータによると、今大会のカナダの1試合あたりの開催コストは約8200万ドル(1ドルは約160.5円)に上るが、経済学者のペドロ・アントワン氏は、「これは意外な数字ではない」との見方を示す。

 アントワン氏によると、「国際サッカー連盟(FIFA)はW杯がもたらす経済効果を予測し、開催地で約20億ドルのGDPを生み出すとしている。わかりやすく言えば、GDPの増加分は主に2つの部分から生まれ、1つはW杯により賃金が上昇してもたらされる収入、もう1つは各種の運営企業がW杯から得る利益だ。開催には多額の資金が必要だが、経済的なリターンがある」という。

 FIFAと世界貿易機関(WTO)が共同で発表した報告書によれば、今回のW杯は世界全体で約801億ドルの経済効果を生み出す見込みだ。開催国では、これほど巨額の数字は最終的に観光客の実際の消費となって現れ、観光、飲食、交通、小売などの産業を通じて現地経済に還元されるだろう。

 アントワン氏は、「W杯を開催することで人々が得られるのは、実際の経済効果だけではない」と指摘する。アントワン氏は、「政府の財政支出の用途はもともと多様であり、一部の資金はインフラ建設の高度化、社会の生産効率の向上に充てられる。また一部は医療をはじめとする公共サービスに投入され、公園やレジャー施設の建設・改修に利用されて人々の生活の質(QOL)向上に直接つながる部分もある。ソフトパワーという側面で考えると、W杯開催により国民の誇りを高めることになり、その価値は決して軽視できないものだ」と述べた。(編集KS)

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