中国がノルウェー産水産物の第2の輸出市場に浮上 サーモン需要が成長を牽引
日本語 | 2026-06-15 10:30:37
杨雨婷来源:CRI
2026年1〜5月、中国はノルウェー産水産物の世界第2の市場に成長しました。2020年時点では第10位でしたが、その後は毎年順位を上げ、2025年には第3位となっていました。
サーモンは対中輸出における最大の成長エンジンです。今年1〜5月のノルウェーの対中サーモン輸出量は前年同期比55%増の5万2400トン、輸出額は同48%増の47億6000万ノルウェークローネ(約802億1080万円)に達しました。ノルウェーは現在、中国で消費される大西洋サーモンの最大の供給国となっています。
アマエビももう一つの成長分野です。ノルウェー産北極アマエビにとって中国はすでに最大の市場であり、今年第1四半期の対中輸出量は前年同期比41%増の1320トン、輸出額は同87%増の9500万ノルウェークローネ(約16億円)超となりました。
この傾向の背景には、刺身製品の家庭内消費の割合が著しく上昇していることがあります。統計によりますと、家庭内消費はすでに中国市場におけるサーモン総消費量の6割を占めています。
以前は中国での刺身の消費シーンは主にレストランや北京市、上海市などの大都市の家庭に限られていました。現在では、高効率なコールドチェーン配送網と流通ネットワークにより、消費者は手軽に購入して自宅で楽しめるようになり、サーモンがより幅広い市場へ急速に浸透しています。
小売手法の多様化も、市場の持続的な成長を支える重要な要因です。中国において、刺身製品の主な販売チャネルは従来のスーパーマーケットからライブコマースやソーシャルECへと移行しています。加工工場が製造現場の様子をライブ配信して販促を行う手法も見られます。
中国とノルウェーはそれぞれ世界第1位と第2位の水産物輸出国ですが、両国間は競争よりも相互補完の関係にあります。ノルウェー水産物審議会のビョルゴ中国総代表は、中国市場の強靭性と巨大な消費の潜在力により、中国が今後数年内にノルウェー産水産物の最大の輸出市場になる可能性があると予測しています。
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