唐の墓から精巧な三彩陶器のラクダ シルクロード交易を再現=中国西安
日本語 | 2026-09-22 10:05:28
杨雨婷来源:CRI
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三彩陶器のラクダ
陝西省考古研究院はこのほど、考古研究者が中国北西部にある同省西安市内の唐の時代の墓から、極めて精巧に作られ、釉薬が薄く透明感がある三彩陶器の完全な一式を発見したことを明らかにしました。うち荷物輸送用ラクダと騎乗用ラクダの出土は、盛唐時代のシルクロード商隊の往来の光景を再現するものとのことです。
紹介によると、この墓は斜めに下る墓道と天井(てんせい、墓室上部の竪穴)ひとつを備えた単室の土洞墓で、墓室の構造は比較的良好に保存されていました。また、副葬品は目立った盗難を受けておらず、基本的に元の位置にありました。
墓からは鎮墓獣、天王俑、女俑、男俑、ラクダ、馬、塔式罐(仏塔を模した陶製の壺)、灯台など三彩陶器16点が出土しました。
専門家によると、この墓から出土した三彩陶器には青、黄、白、緑の4色の釉薬が使用されており、近年になり唐墓から出土した三彩陶器の中では珍しく、青釉薬が特に広い部分で使用されています。
中でもラクダは荷物輸送用ラクダと騎乗用ラクダに分かれ、隊商が進んでいく様子を表現して前後に並べられていました。荷物輸送用ラクダは前のこぶが左側に、後ろのこぶが右側に傾いており、荷物を入れた袋を背負っています。騎乗用ラクダでこぶの間に胡人がまたがっています。
専門家によると、この墓の年代は形と構造や出土器物の特徴から、盛唐(おおむね712年から755年ごろまで)の後期と推定されます。墓から出土した三彩陶器の風格は成熟しており、唐代の三彩陶器の産地や流通と工芸技術を探る上での重要な研究材料です。(ヒガシ、鈴木)
责任编辑:杨雨婷
