中国の大洋調査第100航海レグ2が出航 「蛟竜」号が南太平洋で初の調査
日本語 | 2026-10-10 17:15:25
杨雨婷来源:人民網日本語版
有人潜水艇「蛟竜」号を搭載した海洋調査船「深海1号」がこのほど、福建省厦門(アモイ)市を出航し、中国の大洋調査第100航海レグ2の科学調査を実施するため南太平洋に向かったことが9日、中国大洋事務管理局への取材で分かった。これは、「蛟竜」号にとって初の南太平洋での調査作業となる。新華社が伝えた。
福建省厦門市を出航し、中国の大洋調査第100航海レグ2の科学調査を実施するため南太平洋に向かう、有人潜水艇「蛟竜」号を搭載した海洋調査船「深海1号」(9月24日撮影)。撮影・黄韜銘
今回のレグでは、「デジタル化された深海の典型的生息域」を対象とするビッグサイエンス計画の目標に重点を置き、「蛟竜」号による潜水調査、水温・塩分・深度の測定(CTD)と採水、表面プランクトンネット採集などの手法を通じて、南太平洋海域で初めて水域および海底の生態調査を実施する。調査期間は91日間を予定している。調査では、同海域の生息域の異質性を網羅的に把握し、生息域の分布法則や生態学的ベースラインデータを取得することで、同海域の公海における生態データの空白を埋める。また、今回のレグでは、同海域の水域生態系および海底の典型的な生息域のマッピングと、保護価値の評価も実施する。
「深海1号」の出航後、記念撮影する科学調査隊員(9月24日撮影)。撮影・李鑫
今回のレグでは、南太平洋の島嶼国の科学者らも航海に招き、海洋分野における中国内外の学術交流と技術協力を一層深化させる。今回の任務は、深海の生態系保護に焦点を当て、発展途上国の能力構築を支援するとともに、深海科学研究の協調的な発展を促進するものであり、「海洋運命共同体」の理念を実践する具体的な取り組みとなる。(編集KN)
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